エストレマドゥーラ州、カセレス県のトルヒージョTrujillo に行った。
先史時代や、ローマ時代以前の遺跡がそこここに残り、小高い丘の上には、アラブの要塞のようなお城が街を見下ろすタイムスリップしたような古い街。


でも何より、インカ帝国の征服者フランシスコ・ピサロの故郷として有名な街。
マヨール広場には、ピサロの立派な騎馬像が建っているが、征服された方のペルーではピサロはどんな評価なんだろう。
きっとものすごくイメージ悪いんじゃないかな?

コウノトリの巣があちこちにあって、大きな翼をパッタパッタと揺らめかせながら、抜けるような青空を飛び立って、巣作りの藁(?)をくわえて戻って来るのをぼんやりと眺める。ここは時間がゆっくり流れている。

ここの料理は、腸詰ソーセージや、イベリコ豚や、豆の煮込みなどおいしいけどヘビーなものが多くてまいった。
あの昼ごはんの後では、やはりシエスタで一休みが必要だな。
泊まりは、古い修道院を改装したパラドール。

パンくずを揚げたスペイン料理ミーガス。

毎年5月にはチーズ祭りがあるそうだ。