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『日本とスペイン ふたすじの道』

日本とスペインのビジネスに長年たずさわってこられたペドロ・ガリョさん。
上智大学で ”日本語で” 社会学を修めたガリョさんが、3冊目の本を出されたと聞いて、国際交流基金(c/. Almagro, 5)で開催された発表会に行ってきた。
本のタイトルは、「日本とスペイン ふたすじの道」 
Japón España: la Vía dual
Un camino cordial de acercamiento a Japón
Editorial Verbum

2013年から2014年にかけて開催された日本スペイン交流400周年。
年はあらたまり2015年になったけれど、文化交流は続いている。
この本の発表会もその行事の一環。
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日本とスペインの関係はまずまず良好だが、「サムライ」、「スシ」、「アニメ」、「オタク」、「ヘンタイ」、「仮装」、「過労死」 などといった、いつも語られる「フジヤマ、芸者的」なものじゃない知識、もっと自然体の本当の姿は、まだまだ知られていない。
「日本人とドイツ人は正確が似ているとよく言われる。アジアのドイツ人と言われることもあるが、それはステレオタイプな見方だ。日本人とスペイン人だって共通点はたくさんあるし、違うところもある」とガリョさんは言う。
この本は、「エキゾチックな不思議の国、日本」という枠を超えて、日本の理解を深める助けになる一冊だということだ。

二国間の関係は片思いではダメ。
この本はスペイン人向けの指南書だが、日本人向けにもスペインの本当の姿を知ってもらうための本を出しては?という意見も会場から出ていた。
スペインだって、闘牛とフラメンコのおきまりのイメージだけじゃない。
太陽と自然に恵まれ、歴史的建造物が国中に溢れる魅力的な観光国、レアル・マドリードやバルサに代表されるサッカー、テニスのナダルやフェレール、F1ドライバーのアロンソ、ワイン、生ハム、オリーブオイル、スペインのガストロノミーを世界にアピールしたエル・ブジのシェフ、フェラン・アドリア、高速鉄道網の総延長距離は日本以上だし、新パナマ運河を作っているのだってスペインの建設会社だ。

日本との関係であまり知られていないのが、スペインにいる侍の子孫の話。
1613年、仙台藩主伊達政が派遣した慶長遣欧使節団。
支倉常長を団長とする一行は、1614年にスペインに到着し国王フェリペ3世への謁見を果たした。
支倉はスペインで洗礼を受けてキリスト教徒となり、その後、ローマを訪問し教皇パウロ5世への謁見も果たして日本に帰国したが、スペインに留まった日本人もいた。
彼らは「ハポン(スペイン語で日本)」という姓を名乗り、その子孫がコリア・デル・リオやセビリアには、今も600人いるそうだ。
セビリアにいる、日本名誉領事は「ハポン・セビリア」という苗字だそうだ。
おもしろい!


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