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スペインのエボラ出血熱

スペインではエボラ出血熱への不安がじわじわと広がっている。
10月16日の時点で、感染患者ひとり、入院している人が21人、経過観察の人が170人だ。
アフリカ外で初めてエボラ出血熱に感染したテレサ・ロメロさんをみんな心配し、容態を知らせるニュースに一喜一憂している。
空気感染はしない、ウィルスに直接触らない限り危険はないということなので、パニックにはなっていない。

発端は8月7日。 リベリアでエボラ出血熱に感染した宣教師ミゲル・パハレスさんが空軍の飛行機でスペインに搬送され、マドリードのカルロス3世病院に入院。未承認薬ZMappが投与される。
8月12日:ミゲル・パハレスさん、死亡。ヨーロッパでエボラ出血熱によって死亡したのは彼が初めて。
9月22日:エボラ出血熱に感染した宣教師で医師のマヌエル・ガルシア=ビエホさんがシエラレオーネから搬送されてきて、カルロス3世病院に入院。重体。 ZMappは入手できず使えなかった。
9月25日:マヌエル・ガルシア=ビエホさん死亡。
10月6日:マヌエル・ガルシア=ビエホさんにアテンドした看護助手テレサ・ロメロさんが、エボラ出血熱に感染しているとしてアラルコンの病院からカルロス3世病院に移動。
10月7日:リベリアでエボラ出血熱にかかり快復した女性の血漿を使ってテレサ・ロメロさんの治療が始まる。テレサ・ロメロさんの夫、隔離入院。
10月9日:テレサ・ロメロさんと接触のあった13人が、隔離入院
10月10日:政府は、ソラヤ・サエンス=デ=サンタマリア副首相を議長とするエボラ特別委員会設置
10月15日:テレサ・ロメロさんベッドから起きて、夫と電話できるまでに回復
10月16日:エボラの疑いで、マドリードとテネリフェで新たに4人が入院。

昨日の4人のうちのひとりは、ナイジェリアからエールフランスでマドリード空港に着いた乗客で、飛行機の中で熱と震えを訴えた。カルロス3世病院に入院したが、結局マラリアと診断された。
これから空港での検疫がきっと厳しくなるだろう。
米国でもエボラ出血熱の患者が出て同じような状況だが、アフリカでは何千人もの人がすでに死亡し、その何倍もの人が感染している。
自分たちに火の粉がふりかかるまでほおっておいたみんなの責任だ。
今入院している人たちが一日も早く退院できるよう祈っている。
そして、アフリカでのたくさんの感染者の治療と伝染を防ぐ対策をもっと真剣に考えなければいけない。

無題 テレサ・ロメロさんと愛犬エスカリブル君。犬は感染しないけど、ウィルスを運んで人に感染させてしまうかもしれないということで、先日安楽死させられてしまいました・・・・
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